HOPE法律事務所
解決9
駐車場内の接触事故による救済措置
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相談のきっかけ
協力関係にある接骨院様からのご紹介で、駐車場内で事故に遭った患者様が事故の賠償交渉で困られているということで、当事務所にご紹介いただきました。
患者様はお子様の送迎中に駐車場において事故に遭われたため事故としては軽微事故の部類に属するため、交渉が非常に難航することが予想されました。
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問題点
保険会社から事故資料を取り寄せたところ、やはり車の写真からは大きな損傷は確認できず、修理金額もかなり低く、裁判となった場合には受傷の事実を強く主張することが困難であることが予想されました。相手保険会社との交渉においては、どこまで示談交渉の中で金額を上昇させることができるかを慎重に見極める必要がありました。
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解決
患者様は、30代の主婦だったため、賠償交渉にあたっては主婦の休業損害を請求しました。
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結果
通院期間は4か月程度であったことから賠償金額の上昇も限界がありましたが、粘り強い交渉の結果、慰謝料と休業損害を併せて100万円を超える示談をすることができました。
弁護士からひとこと
駐車場内の事故は弁護方針を慎重に策定することが大切です。
この案件でも賠償金を上昇させるために、事故態様を丁寧にヒアリングし、治療経過と整合する症状を主張することで主婦の休業損害を十分に認定してもらうことができました。