HOPE法律事務所

解決8

解決事例について

HOPE法律事務所がこれまで数多く手がけてきた事件・案件の中から代表的な事例をご紹介します。

後遺障害慰謝料及び後遺障害逸失利益の申し立て

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相談のきっかけ

協力関係にある接骨院様から「自賠責患者様が治療をしているが後遺障害が残るかもしれないためHOPE法律事務所の後遺障害申請サポートを行ってくれませんか」とご紹介があり、当事務所で治療後半の通院交渉と後遺障害申請サポートのご依頼を受けました。

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問題点

患者様の対象となる後遺障害は、頸部の神経症状である後遺障害等級14級9号でした。そのため他覚的所見が存在せず、後遺障害申請のうえでは、これまでの経験と認定基準のポイントを押さえた通院が欠かせないところでした。そういった状況から、すぐに面談時に詳細なヒアリングを行い、症状の原因や必要な検査・治療について助言を行い、残された治療期間で十分な治療を実施していただきました。

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解決

後遺障害申請サポートの結果、見事初回申請で14級9号が認定されたことから、その認定をもとに損害保険会社と交渉を行いました。

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結果

HOPE法律事務所では後遺障害等級が認定された場合には、後遺障害慰謝料及び後遺障害逸失利益は裁判基準(赤い本)の満額を交渉においても申し入れ、基本的には譲歩をいたしません。この件でも後遺障害逸失利益として労働能力喪失率5年5%、後遺障害逸失利益110万円を譲らずに示談を行いました。

弁護士からひとこと

本件は事故の規模も小さくなく、整形外科医の治療も丁寧だったことから、後遺障害申請の上で患者様の症状がきちんと表れており、後遺障害申請の上で適正な認定を受けられる要素が多かった事案でした。
後遺障害認定後の賠償交渉においても、相手損害保険会社は後遺障害慰謝料88万円、後遺障害逸失利益として労働能力喪失率5%3年という損保会社らしい提案をしてきましたが、症状経過を詳細に把握していることから訴訟になった場合の見通しを自信をもって判断できることから当然受け入れずに強気の交渉ができました。