HOPE法律事務所

解決11

解決事例について

HOPE法律事務所がこれまで数多く手がけてきた事件・案件の中から代表的な事例をご紹介します。

事故によるケガでのフルタイム労働者の休業損害の認定

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相談のきっかけ

交通事故に遭われた母子家庭のお母様より、事故で腰部に強い症状がでたため事故の交渉を御願いしたいと交通事故の交渉に強いHOPE法律事務所にご相談いただいたことから賠償交渉のご依頼をお受けしました。

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問題点

患者様は、腰部に強い症状が出ていたものの、お仕事もフルタイムで働いていたことから、主婦の休業損害を獲得する上で大変な困難が予想されました。予想通り、裁判外の示談交渉では保険会社では主婦としての休業損害を一切認めなかったことから、裁判において主婦の休業損害を認定してもらうために提訴をいたしました。

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解決

訴訟においては、相手保険会社も徹底的に主婦の休業損害を否定してきたことから、HOPE法律事務所では協力医に腰部の症状の原因に関する意見書の作成を御願いし、その医学的証拠をもって裁判上も家事労働に対する支障を具体的かつ説得的に展開をしました。

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結果

裁判上の和解協議においては、裁判所は当初控えめに主婦の休業損害を認めるにとどまりましたが、交通事故に強いHOPE法律事務所では、判官に対しても休業損害の認定が不十分であることを訴え、その結果裁判官も認定金額を再考し、合計で170万円の和解金額まで賠償金が上昇いたしました。

弁護士からひとこと

専業主婦やパートタイマーの主婦の休業損害と異なり、フルタイム労働者の休業損害は示談交渉においては相手保険会社からはとても厳しい姿勢で臨まれてしまいます。交通事故に強いHOPE法律事務所では、裁判での解決も依頼者様の利益になると確信できれば積極的にメリットデメリットを説明し提案をしていきます。
今回は、訴訟においてきちんと損害を説明したことから、フルタイム労働者であっても十分な休業損害を認定してもらえたと思います。