【解決事例】事故直後からの対応で後遺障害等級併合8級

2025年7月17日 カテゴリー:解決事例のご紹介

【解決事例】事故直後からの対応で後遺障害等級併合8級

ご本人の特定を避けるために、事案については適宜抽象化を行っております。

本事例の概要
事故内容バイク事故
後遺障害等級併合8級
傷病名硬膜下血腫
外傷性くも膜下血腫
多発頭蓋骨骨折
後遺障害感音性難聴
神経系統の障害

当事務所の交通事故弁護における特徴の一つに、「事故直後からの弁護」があります。事故直後から弁護士が関与することで、後遺障害に関しては、症状の経過を把握しながら必要な検査を提案できる点や、残存する症状と後遺障害等級の認定内容との間に齟齬がないかを早期に確認できる点が大きなメリットとなります。

今回ご紹介する依頼者は、交差点をバイクで直進していた際に、対向車線から依頼者の存在を見落とした車両が右折してきたことにより、バイクと衝突。

依頼者はバイクから投げ出され、頭部を中心に全身を強打し、硬膜下血腫、外傷性くも膜下血腫、多発頭蓋骨骨折などの重傷を負いました。その後、重度の難聴が後遺症として残ってしまいました。

弁護士の対応

本件では、事故発生から間もない段階でご依頼をいただいたため、当事務所では総合病院での通院を中心に、適切な検査を受けていただけるよう対応しました。身体の不調に応じて、必要な検査を随時実施していただきました。

しかし、後遺障害の申請時期に入り、診断書作成を担当医に依頼したところ、自賠責保険の定める検査条件を満たす方法(オージオグラム6分法)による聴力検査が行われていないことが判明しました。また、頭部外傷に起因する難聴については、後遺障害診断書を作成すべき診療科が脳神経外科なのか耳鼻科なのか、原因に応じた判断が必要となる難しい事案でした。

そこで当事務所では、これまでの治療経過や検査内容を踏まえたうえで、主治医に対し、オージオグラム6分法による検査を適切な時期に複数回実施していただくよう依頼しました。また、難聴の原因に応じて、診断書を作成する診療科の選定についても調整を行いました。

その結果、依頼者には感音性難聴に対して9級頭部外傷による神経系統の障害として12級が認定され、併合8級という等級が認められました。これにより、自賠責保険から819万円の支払いを受けることができました。

本件の成功の要因は、事故状況や症状の経過を正確に把握し、後遺障害の認定に必要な検査が不足していたことを見抜いたうえで、必要な検査を実施し、適切な診療科で診断書を作成し申請を行った点にあると考えられます。

このように、交通事故の対応は、できる限り事故直後の段階から交通事故に精通した弁護士に相談することが極めて重要です。当事務所は、年間数百件の自賠責案件を取り扱う、静岡の交通事故に強い法律事務所です。「事故に遭ったらすぐHOPE」(商標登録済)と覚えていただき、万が一の際は、ぜひ弁護士法人HOPE法律事務所にご相談ください。